公告(公示)
2018/03/01
平成30年度 予算概要をお知らせします

2月9日開催の組合会において、平成30年度(4月1日~翌3月31日)の事業計画と予算が承認されました。

1.全体概要
 予算の規模は昨年度比微減の1,736,663千円(△2.64%)となりました。
 一時は健保組合の財政運営に50%以上の大きな比重を占めていた「高齢者医療制度への納付金」は、平成30年度予算においては前年度比大幅減の477,913千円(△27.50%)となり、総保険料収入に占める割合も前年度比△10ポイント減の27.71%になる見通しです。
 この納付金の算定に大きな影響を与えるのが、当該健保組合における前期高齢者 (65歳~74歳の加入者)の医療費ですが、シーイーシー健保組合においては、平成25年度をピークに減少に転じ、平成28年度は、ピーク時の2分の1以下となり、これが納付金額を押し下げる要因になっています。それでも一人当たりの医療費は全健保組合平均と比較すると約25%高い水準にあり、 前期高齢者の医療費のさらなる抑制が、永続的な健全財政のための大きなポイントとなりますので、怪我などへの注意や毎年の健康診断、重症化予防など、健康意識を高く持ってもらうことが大切です。

2.健康保険料率の引き下げ、介護保険料率の引き上げ
 健康保険料率を98‰から96‰へ引き下げました。
 平成27年度に高額化した納付金に対応するために料率を引き上げましたが、上記のとおり、納付金状況が落ち着いてきましたので、引き下げるものです。一方で国に収める介護保険料は、国の算出方法変更により高額化しておりますので、料率を13‰から15‰に引き上げるものです。

3.保健事業の主な追加変更
 「人間ドック」および被扶養者向け「巡回レディース健診」の適用範囲を40歳以上から35歳以上へと変更して病気の早期発見につとめ、さらに30歳の節目ドックで早めの健康チェックと健康意識を高めてもらおうとしています。

予算概要は添付ファイル「平成30年度 予算概要」のとおりです。