シーイーシー健康保険組合

2月13日開催の組合会において、令和５年度（4月1日～翌3月31日）の事業計画と予算が承認されました。

１．全体概要

◇一般勘定（健康保険）

予算規模は前年度より約2億円増の2,045,004千円となりました。

これは前期高齢者医療費の増大により、前期高齢者納付金が約２億円増加したためで、収入の不足分は、別途積立金250,000千円を繰り入れることで対応しています。

なお、この前期高齢者医療費の増大は一過性のものと判断されるため、保険料率は据え置きとしております。

これに対して支出においては、保険給付が令和3年度から３年連続の高い水準が続くと考えられ、これに前述の国への納付金は864,612千円とし、保健事業費は新型コロナ以前の水準を見込んでいます。

以上より、別途積立金繰り入れ等を除いた単年度収支では、274,983千円の赤字となり、次年度への繰越金は96,195千円としております。

◇介護勘定（介護保険）

保険料率は1000分の19と据え置きとしております。

なお、ここ近年は介護保険料が上昇しており、今後も続くと見込まれます。

２．保健事業への取り組み

既存事業については、継続実施とし、廃止事業はありません。

事業内容変更として、人間ドック等健康診断の予約管理を代行機関に委託し、受診者の利便性向上、健診結果を事業主健診の結果に代替可能とすることで、受診促進と疾病の早期発見を促します。

また、メンタルヘルスリテラシー向上のため、教育コンテンツを提供し、各事業所との連携を強化します。

さらに、新型コロナにより、中断していた巡回型歯科健診を再開させ、歯の健康を加入員に啓蒙し、歯科健診の受診を促進します。

予算概要ファイルを以下に添付いたします。

以　　上